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RRR cuts(預金準備率)引き下げとは?中国が引き下げた背景とSHIBOR金利への影響は?

中国人民銀行が預金準備率の引き下げを発表しました。

預金準備率をRRRと呼んだりします。

そして、今回は中国がRRR引き下げを発表していますが

RRR(預金準備率)とはなにか?からまずわかりやすく

紹介し、中国が預金準備率の引き下げを継続していますが

今後の中国の見通しについて予想してみたいと思います。

RRR(預金準備率)とはなに?

準備預金制度は、中央銀行が市中銀行に課している

中央銀行への預金準備高のことです。

金融機関が保有している顧客による預金引出しに備えるための

支払準備金を法的に制度化し、預金の一定割合を中央銀行に

強制的に預入させる制度なのです。

これが準備預金制度ですが、中央銀行は金融調節の一貫として

このRRRを使うことがあります。

それがここ最近では中国人民銀行です。

準備預金制度は、金融政策の一環として導入されたのです。

この金融調節としてのしくみは、中央銀行が準備預金率を引き上げると、

金融機関は中央銀行に保有している預金残高を増やす必要が出て

きます。金融機関は、市中に融資していた資金などを回収して、

中央銀行に預金を積み増さないといけなくなるので、市中への

貸し出しの減少などが起こり、マネーサプライは減少して

結果市中の金利の上昇圧力がかかるしくみです。

逆に預金準備率が引き下げられると、金融は緩和し金利の

低下が起こります。

中国人民銀行がRRR引き下げをしている背景は

最近先進国の間では預金準備率の変更によって金融政策を

実施している国が少なくなっています。

アメリカなどでは金融自由化により実質的に準備預金対象債務と

ならないMMF(マネーマーケットファンド)などが拡大しており、

その環境下で準備金を引き上げると銀行は競争上不利な立場に立たされる

ために、RRRの調節を控えているのです。準備率の変更を直接金融政策に

利用するかわりに、中央銀行は銀行が法定準備額を積み立てる

速度を調整して金融調節に利用してきました。

中国人民銀行は6日、今年3回目となる市中銀行の預金準備率(RRR)

の引き下げを発表しましたが、1263億5000万ドル(9000億元)

が金融システムに放出されることになります。

中国は市中銀行すべての預金準備率を50ベーシスポイント引き下げる

ことを発表しましたが一部の銀行については、追加で100bp引き下げる

ことにしています。そして大手銀行の預金準備率は13.0%となります。

このRRR引き下げは実質の効果はなくSHIBORに効果なし!

この9000億元の緩和が実質的に、効果をもたらすとは

考えられていません。なぜならばすでに金融市場のギャップが

生じていて、それを埋める役目しか果たさないからです。

中国のRRR引き下げは市中銀行のドルの穴埋めのために実施されている

と言われ、実際に重要金利指標のひとつであるSHIBORにはあまり

引き下げの効果になっていません。

               (出典:ALHAMBRA)

↑のチャートはSHIBORの動きですが、これで7回目のRRRの引き下げ

ですが、SHIBORには横ばい状態が続いているのです。

要するに、準備預金の引き下げは肝心のO/N金利の引き下げには

つながってなく、そういうファンクションにすでになっていないと

いうことです。

  

(チャート出典:ALHAMBRA)

↑のチャートは緑のラインがSHIBORのO/N金利水準の動き

そして青の転戦がRRRの動きを示しています。

明らかに緑と青との間でギャップが広がっており、これが

意味するところは準備預金の引き下げは、重要な市中銀行間の

金利の引き下げに役立っておらず、むしろ高騰していくリスク

を抱えているような連動を示しています。

 

中国のRRR引き下げの見通しは

中国の預金準備率(RRR)引き下げの見通しは、

全銀行を対象とする引き下げは9月16日から実施します。

そして対象を限定した追加的な引き下げは、10月15日と11月15日の

2段階に分けて実施する予定です。

このRRRの引き下げは、2018年初頭から7回目となります。

中国預金準備率引き下げの背景は

昨年来、中国はさまざまな政策緩和が実施していますが

肝心の中国経済はなかなか回復軌道に乗れず、第2・四半期の成長率は

27年ぶりの低水準となっています。

とくに懸念されているのが、米中貿易戦争や世界経済の減速などを

背景に企業も投資に後ろ向きになっていることです。

中国政府は通年の目標レンジを6.0―6.5%としていますが

このGDP成長率がレンジ下限まで鈍化する見通しとなっています。

まとめ

すでに、RRR(預金準備率)の引き下げの効果が薄れているなか

で、市中銀行は流動性の確保に動いていくなかで、SHIBORのオーバーナイト

金利がさらに上昇していくリスクも考えられます。

これは中国の脆弱性を意味しているものであり、RRRの引き下げは

すでに警告を示唆する指標となっていることに注意を払うべきだと

思われます。

 

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