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ジェレミーシーゲル教授の2022年のドル相場、外国投資そして株式相場の見通しは!

ジェレミーシーゲル教授は世界的にも有名な

エコノミストであり、説得力のある解説を

してくれています。

そのシーゲル氏が2022年の相場について興味深い

意見を述べていますので、ここに紹介してみたい

と思います。

ジェレミーシーゲル教授のWiki的経歴は

シーゲル教授は、イリノイ州シカゴに生まれ、ハイランド・パーク高校を

卒業しています。。コロンビア大学で数学と経済学を専攻し、

1967年に卒業、1971年にMITで博士号を取得しています。

2007年、上場ファンドのスポンサーである

WisdomTree Investmentsの顧問をしています。

シーゲル教授のドル相場の見通しは

シーゲル教授は、もしも米国でインフレが諸外国より

さらに上昇すれば、米ドルは上昇するはずと言っています。

短期的には人々は単に利回り格差を見ており、

米10年債利回りや短期金利が上昇すれば、ドルが強くなる。

しかし、こうした現実の傾向を認めた上で、現在の状況は

そうした単純な金利差では見通せないと話しています。

記録的な貿易赤字により、莫大なドルが外国に流出している。

だから、シーゲル氏は年末にドル高になっているかどうかわからない

と、ドルに対してはやや悲観的な見方をしているようです。

2022年株式相場の見通しは

株式市場は年前半はいいだろうが、半ばにかけて凸凹があるだろう

と予想しています。

年を通せば上昇となるが、2021年ほどじゃないだろう。

永遠のブルはまだブルだが、程度はかなり控えめになっている。

その他、バリュー株・配当株有利など、従前どおりの予想を継続しています。

「忘れていけないのは、株式配当というのは基本的に実質の利回り、

インフレから守られた利回りであることを強調しています。

その理由として実物資産に基づくものだからです。

一方で債券市場で魅力のあるものは何1つ見当たらない、

としています。

シーゲル教授は以前から、株式を実物資産と呼んでいます。

実物資産の集合体である企業が生み出すキャッシュフローの

価値を示すためである。

株式の価格・配当は、インフレが極端に高くならない限り、

インフレ分も織り込んで拡大すると見ているようです。

教授は、株式投資が優れたインフレ・ヘッジだと考えているようです。

一方、現金、債券等フィクストインカムは、通常インフレ上昇に

連動してリターンが上昇するわけではない。

それなのに、固定利回りが足元のインフレよりはるかに

低位にある、と述べています。

また、インフレに連動する物価連動国債にしても、10年で見ても

利回りは―1%を割り込んでいる、と指摘しており

ヘッジとしての意味はあろうが、インフレ・ヘッジとして

使えば、安からぬヘッジ・コストを支払わなければいけない、

との考え方です。

シーゲル教授の外国投資の考え方は

シーゲル教授はこれまでも強気相場が長く続くにつれ、

分散投資の必要性を説いてきた。

株式でいえば、米国以外の株式もその1つだ。

今回、外国投資について聞かれると、過去において外国株が

総じて米国株よりアンダーパフォームしてきた点を認めています。

一方、そのせいもあって外国株のバリュエーションや

配当利回りの魅力は増したようにも見える、と述べています。

「米国と欧州・新興国市場の間のバリュエーション格差は史上最大水準に近い。」

市場全体が高水準にあるとの見方は、銘柄選別やアクティブ運用が

必要との議論を生み出す、と主張しています。

シーゲル教授は、バリューの再興、FANG以外の銘柄の

パフォーマンスが良くなるだろうことを考えると、2022年には

一部の銘柄選別による運用者が平均を上回る時がついにくるかも

しれない、と述べています。

まとめ

シーゲル教授の今年の見方をまとめると、インフレ局面では

引き続き株式市場に妙味があるとの考え方のようです。

ただ今年は一方的ではなく、米国だけでなく、外国投資

また銘柄別のアクティブ運用に妙があると分析して

いるようです。そしてドル相場については、

基本は金利差でドルが強い基調であるが、膨れ上がった

貿易赤字などを考えると年後半は一筋縄ではないとの

見方のようです。

ジェレミー・シーゲル(ウォートン教授)のインフレ懸念と2021年後半と2022年株式投資見通しは!

 

プロフィール


Yoshi

こんにちは、Yoshiと申します。
約20年に及ぶ外資系銀行でのトレード経験を活かして金融情報を独自の視点で発信しています。FX市場に携わって約20年経ちますが、現在は他の金融市場(株式、コモディティ、暗号通貨)の関連性を含めて独自目線で情報提供しています。
主な資格:
米国公認会計士合格(ワシントン州)
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