FEDウォッチャーのヒルゼンラースが警告で米国の6月利上げの可能性とドル円は?
今一番信用できるFEDウォッチャーといえば、WSJの
ヒルゼンラースです。彼が6月の利上げの可能性を市場が
軽視しすぎていることを警鐘し、昨日公開されたFOMC
議事録でも、6月利上げの可能性を改めて言及していることが
わかりました。
6月の利上げの可能性をあまりにも市場が織り込んでいないことに
対する警鐘と、FRBはフリーハンドで今後の金融政策を実行する
際において現在の偏った憶測はFRBにとっては芳しくないことへの
牽制とも思われます。
このメッセージは、よほど市場が荒れていない場合は、6月に米国の
利上げがあることを想定したほうがよさそうです。
昨日から、その可能性を織り込みにいっていますが、まだ不十分なところ
もあり、ドル円は短期的には下がり難くなっていると思われます。
当面は、3月からの下落のチャンネルである110円台後半を試す展開が
予想されます。