FBIコーミー長官がクリントン氏のメール問題再捜査でややこしくなる大統領選とドルの動き?
突然のFBIからのクリントンメール問題についての再捜査を開始
するとのコメントが飛び込んできました。
その詳細は、ヒラリー・クリントン前国務長官が公務に私用の
電子メールサーバーを使っていた問題で、FBIは新たな証拠を発見し、
既に終了した調査との関連でこの証拠を調べていると昨晩突然
伝えられました。
コミーFBI長官は議会宛ての書簡でFBIが新しい電子メールを発見したと
述べ、このメールは、国務長官時代のクリントン氏と側近が機密情報の
取り扱いを誤ったかどうかを巡る「調査に関連性があるとみられる」として
このメールを調査するとの声明を出しています。
これはWiki leaksによるFBI捜査官の身内への献金が影響?
先日、wiki leaks でクリントン氏に近い団体がFBI幹部の夫人に多額の
献金をしていたとのWiki Leaks の報道が影響しているのか?
コミー長官は28日付の書簡で「調査チームから昨日、この件を知らされた。
これらの電子メールに機密情報が含まれているかを調べ、調査への影響を
測るために、FBIが適切な調査の手順を踏む必要があることに同意した」と
述べていまが、なぜこの大統領選の直前にこんな声明を出すのか
不明な点が多いです。
この再調査も時間がかかる?
ただ、このメールが不起訴を覆すものなのかどうかも不明で
しかも、この調査がどのくらいの時間がかかるのかも不明の
なか、大統領選挙にこれがどれだけ影響するのか、いまのところ
不透明です。
ただ、ほぼクリントンで決まりを思っていたマーケットがこの
ニュースで動揺したことに間違いはなく、大統領選の1週間前
のこの時期にどう影響してくるのか、不透明感が市場を占有しそう
です。
このニュースで来週のドルは調整相場に
このニュースでドルの利食い売りが殺到した市場をうけて来週
は、やはり調整相場になりそうです。
ユーロドル、ドル円ともに、選挙とFOMCそして雇用統計を
控えて、一方向に動きづらい展開になりそうです。