FAANG銘柄が依然として投資家の見通しが楽観的な調査背景とは
FAANG銘柄とは、アマゾン、アップル、ネットフリックス、
グーグルの親会社アルファベットを指します。
そして、8月3日から9日までに243人の投資家、総額7350億ドルの資産
を対象にして行われた最新のバンク・オブ・アメリカの
月次機関投資家調査では、株価が世界的に落ち込み、投資家が
安全な避難場所として米国を趣向し、米国株式への配分は、
10%から19%へのオーバーウェイトとなったようです。
これは、の2015年1月以来の最大のオーバーウェイトであり、
米国が5年ぶりに始めてトップ・エクイティ地域となりました。
米国が趣向される背景は
米国が世界が不安定ななか、安全資産としての魅力に加えて、
今回の調査回答者の67%が、米国の利益見通しが最も好調で、
過去17年で最高となっています。
トルコなどの新興市場による減速懸念を打ち消しているのは、
FAANG + BAT株の成長/技術に対して、投資家が継続的して
買いを継続しており、6ヶ月連続で最も人気のある銘柄なって
います。
上昇しているのはテクノロジー株だけではありません。
テクノロジー株を超えて上昇しているセクターもあります。
8月の投資家の動向をみると、彼らは銀行株を買い、米国を
安全な避難場所として、米国株やキャッシュに買いポジション
を傾けています。同時に彼らは、資材やエネルギーそして
イギリス株式のようなコモディティ/ディフェンス部門そして
地域を売却しています。
ドル円への影響は
世界の市場が荒れはじめているなかで、安全志向と
アメリカのパフォーマンスの好調さを趣向するポジション
がますます増えているようです。
すなわち、為替でもドルのポジションにも相当集積
しているようで、今後そのポジションの逆流も
心配されます。
ドル円でも、その流れで相当ドルロングがたまっている
と思われ、上記のように、投資家の趣向がすでに
傾いている状態のときには、気をつけたほうが
いいと個人的に思います。
ドル円は、今後112円台が天井として、重い展開となることを
予想します。