ETH/BTCがチャートポイントをブレイク中!?イーサリアムの特徴と今後2021年の見通しは
アルトコインのなかでも、最も価値が高いといわれているのが
「イーサリアム」です。
アルトコインとは「ビットコイン」以外の仮想通貨のことを
基本的にさしますが、現在「イーサリアム」の急伸が
話題となっています。
そして、今回はじめて、ビットコイン以外のアルトコインが
市場全体の50%以上の価値となりました。
そして、イーサリアムはこの4月下落しましたが、ここ数日間で
取り戻し、さらに高値を更新する展開となっています。
「イーサリアム」の特徴は
イーサリアム(Ethereum)とは、ヴィタリック・ブテリンにより
考案され、2014年に販売が開始された暗号通貨です。
アルトコイン(altcoin)と呼ばれるビットコイン以外の
仮想通貨の中でも代表的なものに数えられています。
イーサリアムの特徴は、分散型アプリケーションやスマートコントラクト
を動かすためのプラットフォームとして、オープンソースで
開発が進んでいるプロジェクトである点です。
イーサリアムとは、仮想通貨そのものを指す言葉ではなく、
イーサリアムとは本来、分散型のアプリケーション(DApps)
のことを意味します。
ビットコインは通貨としての運用を意図して、通貨の取引情報が
ブロックチェーン上に登録されていますが、Dappsであるイーサリアムは
ブロックチェーンの中に、「いつ、誰が、誰に、いくら支払った」
といった仮想通貨の基本取引情報に加えて、さまざまなアプリケーションプログラム
を記録/実行できるという、スマートコントラクト機能を有しています。
イーサリアムには、ビットコイン(BTC)と同じようにブロックチェーン技術が
用いられていますが、このスマートコントラクトという機能が備わっている点が
最大の特徴といえます。
スマートコントラクトとは
スマートコントラクトとは、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる仕組みのこと
です。
スマートコントラクトは、ニック・スザボという法学者/暗号学者によって
提唱され、イーサリアムの考案者であるヴィタリック・ブテリンが、
ブロックチェーン技術を利用して開発・提供を始めたコンピュータプロトコルです。
スマートコントラクトでは、契約内容とその実行条件をあらかじめ
プログラミングしておくことが可能で、スマートコントラクトを利用することで、
多くの事業における取引にも応用できることが知られており、企業間の重要な
書面の契約やサービスの売り買いなども行えることから、非常に
拡張性のあるシステムとして期待されています。
イーサリアムのプラットフォームを通してあらゆるアプリケーションの
開発や実行が行えています。そのため仮想通貨を活用した
新しいインフラとして機能しています。 このプラットフォーム上で
使用される共通の通貨が、仮想通貨取引所などで流通している
いわゆるイーサ(ETH)と呼ばれる仮想通貨です。
プラットフォームをメインとした通貨という点が、イーサリアムが
多くの仮想通貨とは一線を画す理由となっています。
ETH/BTCが今注目!今後2021年予想は
イーサリアムが急伸している背景に、新しい基本料金メカニズムが
あげられています。、ここ最近仮想通貨について、ベアなセンチメントが
ながれているなかで、過去4日間でイーサリアムが20%の価格上昇を
みせたことは、相場の強さを表すものです。
またイーサリアムが強さを示している象徴として
イーサリアムの対ビットコイン相場が壮大なブレイクアウトを
しようとしていることです。
このようにイーサリアムはこの3年間機能していた抵抗線を
ブレイクしようと試しているようです。
ビットコインなどの仮想通貨は、発行上限が設けられており、希少価値が
出るよう初期から設計されていますが、一方で、イーサリアムは、発行上限
のない仮想通貨でまた 発行上限がないためマイニングの報酬が減少しない
とという特徴あるので、イーサリアムは安定的に供給されるところ
も魅力で、今後、ビットコインにせまる知名度になれば、さらなる
上昇も2021年の後半にむけて強気な見通しが強くなっています。
まとめ
イーサリアムが現在仮想通貨のなかで最も勢いのある
アルトコインといっても過言ではありませんが、ネガティブな
要因もここにきてあります。それは、バイデン政権がキャピタルゲイン
課税を増やすという報道があり、これにまずは象徴たる存在である
ビットコインに逆風が吹いています。仮想通貨全体にとっても
これは要注意な材料でありますが、トレンドを重視するならば仮想通貨
のなかで現在最も勢いのある「イーサリアム」をモニターして
いきたいと思います。