ECB理事会の結果は壮大な失望でユーロは暴騰
実際に10bpの預金ファシリティーの引き下げ、-0.3%への利下げが決定、
そして追加量的緩和については2017年の3月まで延期という、期待していた
追加緩和の最低限の発表で失望を招く市場の反応となっています。
ユーロは暴騰、1.06台から一気に1.0870への急上昇、その後も1.08台後半
でもみ合う展開となっています。
とくに追加量的緩和がなされなかったことには、ユーロ国債はサプライズ的な
暴落となっています。
これでユーロドルのチャートは1.05台を結果的にサポートしたことによって
二番底のチャート形成となりました。
次に控えているのは米国雇用統計ですが、雇用統計についてもすでに米国の
利上げは織り込んでいるだけに、本日の展開のように、いままでたまっていた
ポジションのスクイーズがまだ続きそうです。当面のユーロドルは下がりにくく
なった感じがします。
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