ECBの国債買い入れについての投資家へアンケート調査
明日に迫ったECB理事会での国債購入について投資家が
どこまで準備しているかのソシエテ・ジェネラルのアンケート調査
があります。
まずは、22日に国債購入が発表されることを前提に持ち高を
とっている投資家の割合は70%に達しています。
そして規模にかんしては、5000億ユーロが一番多く、
そこから最高1兆ユーロまでで、ほとんどの投資家が予想している
ようです。
量的緩和見通しは、資産価格に織り込まれているか、との質問には、
ほとんどの投資家が、おおむね反映しているとみています。
そして、ユーロドルの為替については、まだユーロ安をみている投資家が
大半で、適正とみている水準が、1.10とみている投資家が一番多く、
次にパリティとみている投資家が大半です。
ユーロの戻りがあった場合は、売りたいとの投資家が多く、ポジションは
明らかに傾いているけれども、まだまだユーロ売り意欲の強さをこの
アンケート調査では物語っています。