デビッド・テッパー(アパルーサマネージメント)のWiki的経歴と最近の戦略は!
デービッド・テッパー氏といえば、伝説のヘッジファンド
マネージャーのひとりですが、とくに、リーマンショックの時
に大きく勝った投資家です。
そこで、今回は、デビッド・テッパー氏の経歴と、しsて彼が
運営するアパルーサ・マネージメントが現在どんな戦略を
とっているのか調べてみました。
デービッド・テッパー氏のWiki的経歴は
デービッド・テッパー氏は、ペンシルベニア州ピッツバーグの
スタントンハイツと呼ばれる下流中産階級が住む地域のユダヤ人家庭
に生まれます。
父親は経理、母親は公立校教師[でピーボディ高校を卒業し、
ピッツバーグ大学で経済学を専攻しました。大学を卒業後は
地元ピッツバーグの地方銀行であるエクイバンクで証券アナリスト
として勤務します。しかし、入社後MBAを取得するため、
カーネギーメロン大学のビジネススクールに通います。
MBA取得後の1982年、オハイオ州のリパブリック・スチール社へ
入社し、1984年にはボストンのキーストーン社へ転職、
そして翌年1985年にはゴールドマン・サックスへ入社し、
主にジャンク株を担当します。
ゴールドマンサックス入社から7年後に退社。翌年1993年に
自身のヘッジファンド、アパルーサ・マネージメントを
ニュージャージー州ショートヒルズに設立します。
デービッド・ペッパー氏が有名になったのは
デービッド・ペッパー氏は、リーマン・ショックやサブプライムローン
による金融危機の真っ只中だった2009年2月、米財務省が金融機関
への公的注入を発表し、銀行が国有化されるのではという懸念から
大幅に値崩れしていたシティグループやバンクオブアメリカといった
銀行の銀行株や債権を大量に取得しました。
テッパー氏は自分の考えを信じ、辛抱強く保有し続けた結果、
3月末には3倍ほどにその価値を増やし始め、最終的には70億ドルの
利益を上げ、テッパー自身はマネージャーとして40億ドルの報酬を
受け取り、この年、デビッド・テッパーは世界で最も高額の報酬を
受け取ったヘッジファンドマネージャーとなり有名となりました。
デービッド・テッパー氏の現在の戦略は
デビッド・テッパー氏率いる米大手ヘッジファンド、アパルーサ・マネジメントは、
第1・四半期にアリババを含むハイテク関連持ち株を縮小させています。
一方で、エネルギー銘柄を新たに取得しているようです。
これは、米証券取引委員会(SEC)への提出書簡で明らかになったもので、
アリババ・グループ・ホールディング、76万株、あるいは40%相当を売却した
ようです。一方でチェスピーク・エネルギーを取得し
アパルーサのポートフォリオ中で2.32%を占めています。
まとめ
今回は、有名なヘッジファンド・マネージャーである
デービッド・テッパー氏について紹介しましたが
有名になるきっかけはやはり、リーマンショック時の
対応だったようです。現在の戦略は、グロース株を落として
バリュー株にシフトするという、今全体で起きている
ことに乗っているようです。
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