2019年CNH/JPY(人民元)は海外投資家の中国株投資増加傾向で今後の予想は!?
国際金融協会が調べたところによると、海外の投資家は先月
中国に株式市場に他の月に比べても記録的な資金を投入した
ようです。
以前は、中国の景気低迷が懸念されるなかで、中国に対する
悲観論が台頭していましたが、今年に入ると、一転して記録的
な資金流入が中国におきているのです。
中国への株式投資が増えている背景は
この資金の流れをみると、海外の投資家は中国の経済成長が
1990年以来停滞しているというデータが示され、
株価とバリュエーションが下落傾向をたどっていましたが
それを払拭するような出来事が起きているのです。
その背景には、ここ数週間新興国市場のセンチメントが
改善しているため資本フローの動きが回復しているようです。
それは、FRBの金融政策がハト派的にシフトしたことと、
米中貿易摩擦が収まってきていることが関係しているようです。
1月に中国株式市場に投資が急激な増えたのは、パウエルFRB議長が
将来の利上げにについて慎重な姿勢を示したと同時に
世界の金融市場が緩和的になり、12月に中国当局も金融に
刺激策を増やすと発表した直後に起きています。
今後の中国当局の政策は
第1四半期に中国と他のアジア地域について景気が
スローダウンしマクロ経済は弱含むと予想している
向きが多いですが、そこのことは、市場の下落を和らげる
ために中国当局によるさらなる追加緩和が期待できることを
意味します。
金融刺激策により、今年中国だけでなく世界中の市場を
持ち上げることになるであろうと予想されます。
1月の外国人投資家による中国への資金流入は92億ドルであり、
この第1四半期に210億ドルの資金流入を国際金融機関の
エコノミストは予測しています。この額は2017と2018年の
第1四半期流入額を合算した額を超える流入額が予想されて
います。
世界の投資家は1月に他の新興市場の株式よりも中国の株式に
より資金を投じたようです。
CNH/JPYの今後の予想は
投資家の新興市場の見通しについては、中国への海外資金
流入により懐疑的になっています。国際金融機関のデータに
よると先月新興国に流入した510億ドルの流入額は年間でも
最大でした。
このように、中国A株が新興国の指数に昨年から含まれたこと
から相乗効果で中国と新興国の株価が上昇し、市場は
リスクオン的なセンチメントが広がっています。
MSCIアジアパシフィックインデックスは1月に6.8%上昇し
これは2012年以来最高のスタートとなっています。
このように、海外からの資金が中国国内向け株式市場に
流入し、また新興国市場は上昇基調にもどりつつある状況
をみれば、人民元円も上昇基調になると予想されます。
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