2020年がイーサリアム（Ehereum)の時代到来と言われる理由と今後の予想は！？

２０２０年に入り約１か月半がたちましたが、イーサリアムの

価格は約２倍以上の上昇を遂げています。

イーサリアム（Ethereum）は、「ブロックチェーン」と呼ばれる

技術をベースに、なんら特別な管理者のいないP2Pシステム上で

様々なサービスを実現するための基盤を提供していることが

特徴です。他の仮想通貨とはまた違った特徴をもっていることで

注目されるようになりました。

そこで、今回はイーサリアムについて、先ずはイーサリアムとは

なにか？そしてイーサリアムの時代が到来していると言われる

理由について述べてみたいと思います。

イーサリアム（Ethereum)とは？

イーサリアムは、FacebookやTwitter、KickstarterやICANNと

いったような、中央で管理する機関（私的企業）の存在を必要とせずに

同様のサービスを実現する基盤を提供しています。

Ethereumは、「ブロックチェーン」と呼ばれる技術をベースに、

なんら特別な管理者のいないP2Pシステム上で様々なサービスを

実現するための基盤を提供してます。

イーサリアムの特徴は

イーサリアムには主に3つの特徴があります。

それは１．「スマートコントラクト」を搭載し

２．「Dapps(分散型アプリケーション)」のプラットフォームとなり

そして３．「ERC20トークン」がICOに用いられるスマートコントラクト

を搭載していることです。

スマートコントラクトとは、ブロックッチェーンを利用して

遂行される自動契約のことです。

スマートコントラクトを利用すれば、一度契約を結んでしまえば商品の

選定や注文、支払いをシステムが自動で行ってくれるのです。

分かりやすく言えば、FacebookやTwitter、KickstarterやICANNと

いったような、中央で管理する機関の存在を必要とせずに同様のサービスを

実現する基盤をEthereumは提供します。

イーサリアムはスマートコントラクトを採用した通貨の代表例であり、

高い機能性と利便性をもった通貨であることが特徴です。

イーサリアムの時代が到来した言われる理由は

イーサリアムのプレミアムが２２０％上昇

現在、機関投資家といわれる投資家はイーサリアム信託を購入

するのに、２２０％のプレミアムを払っています。

イーサリアムはポートフォリオのヘッジとして扱われている

大学の研究所の発表によると、イーサリアムは株式、金のポートフォリオ

のヘッジとして最も使われているとの統計がでています。

世界で不透明な状況が続いているなか、従来の株式と金による資産の

分散がさらに多様化し、そのヘッジとしてイーサリアムの役割が

高まっているとの研究結果が報道されています。

JPモルガンがイーサリアムの出資のブロックチェーンと提携

JPモルガンはアメリカ最大手の銀行ですが、そのブロックチェーン部門である

Quorum がイーサリアムの共同出資Joe Lubin氏の ConsenSys と

提携を結ぶと発表しています。QuorumはJPモルガンの３６５の銀行との

インタネットネットワークを構築しており、JPモルガンのデジタルカレンシー

ビジネスのバックボーンとなっています。

この計画は６か月以内にアナウンスされると言われており、もし成功すれば

JPモルガンはイーサリアムのエコシステムにさらにに投資していくことが

見込まれています。

イーサリアム価格は７か月ぶりの高値をつける

イーサリアムの価格は今年にはいり上昇傾向を強めて

おり、７か月ぶりの高値をつけています。

週ベースの上昇率でいっても、過去と比べても高水準となっています。

一時イーサリアムの価格が下がった原因はICOの規制に一因があります。

中国でICOが全面禁止されているほか、アメリカや日本でもICOの規制が

強まったため、2018年初めからICOの件数は激減しました。

しかし、世界のICOの7割がイーサリアム上で行われており、ここにきて

イーサリアムへの注目が強めっています。

イーサリアムは多くの開発が行われていることがわかります。

イーサリアムの性能は日々進化しており、そこに市場注目して

います。

イーサリアムの今後の見通しは

イーサリアムは将来性の高い通貨として評判が高く、アメリカの

格付け機関Weiss Ratingsの仮想通貨格付けにおいてもっとも

高い評価を得ています。その意味でも仮想通貨のなかでも

信頼が高いと言えます。

今後の見通しとして、イーサリアムがポジティブな理由は

アップデートを控えていることや、↑で述べたように

大企業が参入していること、そして

ライデンネットワークが実装される可能性があることが

言えます。そして、注目すべきことは、

ETF上場の可能性です。もしETFでの投資が可能になると

投資家がもっと参入しやくなり、さらなる上昇が予想

されます。

ETF(上場投資信託)へ上場すれば多額の資金が流入する可能性が

あります。イーサリアムは投資信託の上場を進めており、2016年7月15日

に初めてETF上場申請が行われました。

申請は保留状態でありまだ上場には至っていませんが、もしイーサリアム

がETF上場をすれば、多くの機関投資家の資金が流入しイーサリアムの

価格が大きく上昇することが予想されます。

まとめ

米国の調査機関Weiss Ratingsも、イーサリアムのスマートコントラクトや

Dappsの技術を大きく評価しています。

イーサリアムの時代が到来していると言われている理由はこのような

進化が背景にあります。

イーサリアムはスマートコントラクトなど他の仮想通貨にはない大きな特徴を

持っていることが、仮想通貨の中でもとく注目される理由だと思われます。