20日ECB理事会でのドラギ総裁の会見内容で想定されるユーロの動きは?
本日、なんっといってもECB理事会が注目です。
今月の初めに、ECBのテーパリング観測がながれて
以降、ユーロ圏の国債をはじめとする動揺が広まり
ましたが、今回のECB理事会で、ドラギ総裁がどのよう
な対応をとるかが注目です。
政策変更は
テクニカル的な政策変更、例えば、キャピタルキーの
変更なども今回は見送られると想定されています。
注目はドラギ総裁の記者会見内容
シナリオ1
ドラギ総裁が質疑応答で、QE変更の可能性に
ついてガイダンスを示さない場合、3月以降の
テーパリングをはっきり否定しない場合。
これは、テーパリングをはっきり否定していないと受け止められ
ユーロのショートカバーが入ると思われます。
シナリオ2
QE決定について、新しい見通しが公表される12月に
先送りすとの発言の場合。
こちらの場合もテーパリングの可能性を残すと受け止められ
てユーロは上昇しそうです。
シナリオ3
ここ最近のテーパリングのうわさうぃ一切否定するコメント
を出す。
ユーロドルは現在のトレンドに従って下落方向を継続する
と思われます。
とにかく今晩のドラギ総裁の発言に注目です。