12月日銀短観は予想よりも良くてもリスクオフの流れは変わらず、鍵は中国の為替政策
本日発表された12月の日銀短観は、大企業、製造業DIが
プラス12と予想されていたプラス11を若干上回る結果でしたが
先行きに関しては、製造業がプラス7,非製造業がプラス18と
大幅に落ち込んでいます。
本日寄り付きの日経平均株価は、18700円割れと前日より500円以上
下げています。
このリスクオフの流れの中で、最も注意しておきたいのが、2つ
あります。
1つは、ここのところのジャンク債の下落に歯止めがかかるのか、
報道によると、ヘッジファンドは、ジャンク債の下落において解約を
強制されており、とくにエネルギー、資源関連を中心にリスクオフの
センチメントを誘引しています。
2つ目は、やはり中国人民元の行方です。先週あたりから、人民元安容認
の思惑が強まっているなか、週末にでたバスケット採用の観測記事で
さらに人民元安に警戒が強まっています。
今週はFOMCを控えてドルを売りにくい週の前半だけに、逆にエネルギーが
たまりやすい動きとなることを警戒したいです。
ユーロドルは引き続き押し目買いのスタンス維持です。
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