
12月のFOMC議事録では、”ぎりぎりの選択と低インフレに重大な懸念”そして円買いは続く?
12月利上げが決定されたFOMCの議事録では、10人の投票権を
持っているメンバーの何人かは、利上げはぎりぎりの選択で
また低インフレに対する重大な懸念を持っているメンバーが何人か
いることがわかりました。
12月に発表された、2016年末の予想金利では、今年4回の利上げが
中央値になっていましたが、実際には、逆に懸念をもっている
連銀総裁があの時点でもいることが明らかになったことで、
今後の利上げのペースは、その時次第ということが確認された
と思われます。
そうなると現在起きている、人民元安、そして原油安、それに輪をかけて
起きている地政学リスクの増大は、12月の段階よりもより後ろ向きに
なっていることが明白です。
これは、ドル高の根拠となっていた米国の利上げが、失速することになり
今年に入って続いている、円買いの流れはまだ続くとみたほうがよさそう
です。
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