ポンドのショートカバーによりユーロポンドの下降トレンドが続きそう
トランプ勝利の後、どの通貨も通貨安が続いています。
特に風当たりが厳しく、メキシコペソの下げ幅は10%を超え、
円やユーロも大幅な通貨安にあっていっています
一方で、例外的に比較的強いのがポンド相場です。
ポンドが強い理由は
今月ポンドが強い理由はなんといっても、イングランドとウェールズを
管轄する高等法院が11月3日、英政府が欧州連合(EU)離脱手続きを
開始するには議会の承認が必要だという判決を下したが、政府の姿勢に
大きな変化はありません。
それでも、判決が出た後からポンドの強さが続いています。
一つの説明としては、大幅なポンド安でインフレが進み、イングランド銀行が
追加利下げに歯止めがかかる憶測が流れていることです。ポンド相場の
下落は、英国の輸出企業にとっての追い風にもなっています。
投機筋の間でポンドの売り持ちが極度に多かったことも、ポンドの上昇に拍車を
掛けているようです。
米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、11月15日までの1週間では
先物市場のポンド売り建玉が買い建玉を8万0313枚上回っていました。
ユーロポンドがトレンドを形成している
チャートのように、ユーロポンドの下落傾向に拍車が
かかっています。
ユーロについては、これからイタリアをはじめとする
大きな政治イベントが続くのでどうしても売り圧力
がかかりやすく、現在のユーロポンドの下落基調の
強さをあらわしています。
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