トランプ記者会見はハチャメチャぶり露呈~安易にドルの買い持ちは危険?
注目されていたトランプ次期大統領の記者会見の
内容は、以前のトランプ氏よりましてハチャメチャぶり
を露呈した印象です。
現在焦点ろなっているのは、選挙前のロシアとの
コンタクトの疑惑に質問が集中しました。
彼のプライベートを含めたハチャメチャぶりは今更だれも
驚きませんが、選挙前にサーバにハッキングしていたと
されるロシアにトランプ氏がコンタクトしていたと
なれば話は別です。
マスコミは昨晩この疑惑の追求に終始していましたが、
トランプ氏はマスコミはデタラメの一点張りで記者会見自体
が成立していないように思えました。
肝心の経済と貿易については
ひとつ気になったのは、日本が中国とメキシコに
羅列して名前が出たことです。
所謂貿易赤字になっている国には容赦ないとの
保護主義に一面が改めて強調されたような感じです。
一方的に関税をかけることを示唆していました。
当面のドル円の見通しは?
減税だとか、景気回復などのいい部分だけを
焦点にあててきたドル高相場でしたが、大統領
就任直前にして、当初懸念されていた悪い
部分が改めて露呈しはじめています。
所謂、保護主義の対象となる通過日本も含まれて
いるということです。
暴走でもなんでもやるトランプ氏の保護貿易政策
は今後重石になる可能性が高いと思っています。
リスクオン的なドル買いも皮肉な話大統領就任
時期にsell on fact でひとまず終焉した感があります。