トランプ政権でバノン主席戦略官の昇格で怖くなってきた市場とドル円
このトランプ政権で最も危険人物ろされるバノン氏が
国家戦略のメンバーに昇格したようです。
バノン氏は、1953年、バージニア州ノーフォーク生まれで
生まれたのは、アイルランド系のブルーカラーで、ケネディ派
の民主党支持者の家庭ですた。高校卒業まもなく海軍に入隊、
4年間を主にペルシァ湾の海上で過ごし、その後、ペンタゴン
の海軍指揮官の特別補佐を務めたという軍人さんです。
海軍在籍中にバージニア工科大学に通い、ジョージタウン大学
で国防学の修士号を取得しています。
今起きていることこの人思想?
この人物は俺は国粋主義者、それも経済国粋主義者だ、と
言い切っています。グローバリストらのせいで、米国の
労働階級が骨抜きにされ、代わりにアジアで中流階級を
生み出した」「トランプは、60%の白人、40%の黒人と
ヒスパニック層から支持を得た。今後、50年にわたって
統治する」「われわれは、トランプムーブメントを始める。
共和党のエスタブリッシュメントも撃ち倒す」
「1兆ドルのインフラ事業を推進するのは、俺だ」
豪語しています。
これは、米大統領選でトランプ陣営の選挙参謀を務め、
トランプ新政権で主席戦略官・上級顧問となることが
早々と決定したスティーブン・バノンが、選挙後に語った
言葉の一部です。
この彼の発言に、今起きている事態に集約しているよ
うに見えます。
そして、トランプ氏のビジネススタイルは、かっこよく
言えば、アメリカのビジネススクール流という人も
いますが、一言でいって恫喝です。
これは、貿易の問題もこの調子でやってくると覚悟
していたほうがよさそうです。
どんなに矛盾していても、自分たちの目標を達成する
ためにはなんでもありです。
これは、ドル円も含めて、アメリカのトリプル安も
覚悟が必要な気がしてきました。