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チャーリー・マンガー氏のWiki的経歴名言と2021年の市場(米国債、ビットコイン、株式)の予想は!?

チャーリー・マンガー氏は、あのバフェット氏の右腕といわれる

伝説の投資家であります。

その肩書は、投資家、実業家、弁護士、慈善活動家

ウォーレン・バフェットの投資会社バークシャー・ハサウェイの副会長

保険や不動産、家具レンタル、鉄鋼サービスの事業を行う

ウェスコ・ファイナンシャル・コーポレーションの会長

過去には法律事務所を設立し、不動産の弁護士として活躍

という多岐にわたって活躍、いまやカリスマ的存在で

とくに市場分析においては、一目おかれる存在です。

その気になるチャーリー・マンガー氏が現在の市場に

ついて今日深いコメントを出されていますので、今回は

チャーリーマンガー氏の紹介とともに紹介して

みたいと思います。

チャーリー・マンガー氏のWiki的経歴は

マンガー氏は[1924年生まれです。

ミシガン大学に入学するが、中退し、1943年に

アメリカ陸軍航空隊に入隊して中尉となるという異色

の経歴の持ち主です。

その後ハーバード大学のロー・スクールに学位なしで入学し

法律家の道を歩みます。

法律事務所のライト&ギャレットに入社

そしてマンガー、トールズ・オルソン法律事務所を設立します。

そして、人生を左右する出会いにめぐりあいます。

1959年にウォーレン・バフェット氏とディナーパーティで出会い

マンガー法律事務所を作り、不動産の弁護士として働きます。

そして1978年、ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハサウェイ

の副会長となり、1990年からソロモン・ブラザーズの経営危機時に

バークシャー・ハサウェイは株式を14%を取得し、マンガー氏

はソロモン・ブラザーズの取締役となります。

1994年からウェスコファイナンシャルコーポレーションの会長でもあり、

バークシャーハサウェイの子会社として大きく成長します。

デイリージャーナル社の会長であり、コストコの取締役でも

ります。

チャーリー・マンガー氏の現在の市場についての予想は

現在の乱高下する株式市場について、その理由として、バブルのピークに

達しているとの見解をもってるようです。その特徴として「まだ上がるかな」

と思って買いが集まるが一方で「すぐに利益確定をしておこう」、

と思う勢力も大勢いるということは、バブルが崩壊する可能性を

投資家たちが感じている証であるとの見方です。

 バブルは、株価水準は関係なく乱高下がその特徴であるという

ことが例外なく、今回もきているとの見方です。

一方で、上昇局面での乱高下、しかもそれが異常なまでのスピードで

起こるとき、それはバブルのまさに崩壊寸前を意味しているとの見方です。

なぜなら、もう水準が高すぎて、ある程度の水準なら買いを入れるはずの

まともな投資家は入ってこないというのが、ピーク時に起こる現象

との見方です。

マンガー氏が、さらに株式市場はバブルに近いとする理由は

まともな株は上がりすぎて、もはや誰の目にも割高とわかるから、

投資の物色対象は周辺部に向かっていくという典型的な

相場がおきているとのこと。短期トレーダーは獲物を周辺部、

得体の知れないものに向かうのであり、その大半が、今や手数料がゼロに

なっているロビンフッダーが集積しやすく、その典型的な現象として

アメリカのゲームストップ株であり、ビットコインの乱高下であるという

見方をチャーリー・マンガー氏はもっています。

もっとポジティブに言えば「夢を見させてくれるもの」に、とびついて

おり、その典型的なものはテスラ株であると言えますが、その他のどうなるか

わからない赤字企業ばかりです。。

説明がつくものは、PERなどの指標で割高とわかってしまいます。

 一方で赤字企業は、今後どれだけの黒字になるのかわからないものの、

夢を見られるので、バブルになりやすいと語っています。こうした企業が

バブルになるのは、普通のものがバブルになってしまった後、

物色対象がなくなった後なので、最終局面となるとの予想です。

また、決算発表があると下がる、という現象についても警鐘

を鳴らしています。しかも非常に儲かっている「GAFAM」のような

アメリカの巨大企業や「経済のど真ん中にいて有望な企業」が

決算を発表すると、好決算であっても下落する現象がおきています。

いわゆる利益確定だが、期待値や夢が、現実だけでなく企業側の

5年後の成長シナリオまでも追い越しているのであり、これはバブル以外の

何物でもないという見解です。バブルは、群集の期待、夢、欲望を

飲み込んだ結果であり、この風船は膨らみ続けるしかないが

それは弾けて、破れるしかなく、結局夢も敗れてしまします。

SPACはバブルの象徴

SPAC(特別買収目的会社)について、空箱の上場である

との表現をしています。

本当であれば、上場するにはあらゆる審査を通らないと

いけないのですが、SPACは裏口上場みたなもので

「上場審査をかいくぐる」という意味で、そもそもガバナンス上も

大きな問題なのだが、このような箱だけの上場が起きるのは、

バブルのまさに特徴であるというのがマンガー氏の意見です。

SPACが上場されるのは、バブルを明示しており、SPACを利用して、

実質上場に踏み切る企業が殺到しているのは、間もなく利用できなくなる

可能性を察知してのことだとの意見です。

この場合、ガバナンス上の問題が露呈するのは、バブルが

とことん崩壊した後だということです。

チャーリー・マンガー氏のビットコインの予想は

マンガー氏はビットコインに対して否定的です。

通貨が何十倍になるのは説明できないが、

そういうものほど急激に上がる。今は乱高下も

ビットコインの歴史のなかでも異常であり最終局面の

最終段階であるというのが、マンガー氏の見解です。。

米国債券市場に対する予想は

株式市場は欲望を表すが、債券市場は「論理」と「中央銀行の行動」

を表すものですが、2月25日のアメリカの国債市場も、利回りが急上昇し、

10年物で1.6%台にまで、債券は下落しています。

これは債券バブルの崩壊の始まりであり、すでに暴落は始まっている

との見方をしています。「景気を織り込んで」「インフレ懸念で」ではなく、

別のロジック、つまり、冷静な論理が動いているのであり、金融緩和による

バブルの終わりを示している、というのがマンガー氏の見方です。

FRBパウエル議長が、「あと3年は、インフレは起きない。それまでは

金融緩和を続ける」などと殊更に強調したことは、焦りの象徴である

との見方です。3年も金融緩和拡大が継続すると思っている

まともな投資家はおらず、米債券市場はすでに下げ基調にはいっているとの

見方です。

チャーリー・マンガー氏の過去の名言は

チャーリー・マンガー氏の特徴的な格言や名言を紹介します。

・評判と誠実さはあなたの最も価値のある資産である。

 そして一瞬で失われる可能性があることを忘れてはいけない。

・貪欲な読書を通して生涯な自己学習者に成長することができる。

 好奇心を育み、毎日少し賢くなるように努力してください。

・良い配偶者を見つける最善の方法は、良い配偶者に値することである。

・未来を決定する上で歴史よりも優れた教師はいない。

 30ドルの歴史書には数十億ドルの価値のある答えがある。

・あなたが望むものを手に入れるために、あなたが望むものに値する必要がある。

このように、マンガー氏の名言には、投資だけでなく、人生に通じる

名言です。

まとめ

今回は、チャーリー・マンガー氏の現在の市場の熱狂ぶりに

警鐘をならしている見方を紹介しましたが、確かに適格に

現在の市場の状況をとらえていると思います。

 

 

プロフィール


Yoshi

こんにちは、Yoshiと申します。
約20年に及ぶ外資系銀行でのトレード経験を活かして金融情報を独自の視点で発信しています。FX市場に携わって約20年経ちますが、現在は他の金融市場(株式、コモディティ、暗号通貨)の関連性を含めて独自目線で情報提供しています。
主な資格:
米国公認会計士合格(ワシントン州)
お仕事依頼などの連絡先:
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