チャンポン・ジャオ（バイナンスCEO）のWiki的経歴と現在知っておくべき５つの事象とは！
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスを設立した
チャンポン・ジャオCEOについて、とくにFTXの崩壊が
起きて以降、注目されています。
そこで今回は、そのバイナンスでなにが起きているのか
そして注目されているチャンポン・ジャオ氏について
調べてみました。
チャンポン・ジャオCEOへの逆風
暗号資産（仮想通貨）取引所バイナンス（Binance）
のチャンポン・ジャオCEOはスタッフに対して、今後、
混乱の時期が来ることを想定するよう警告した。同取引所の
財務の健全性に対する懸念が浮かぶなか、暗号資産の流出が
続いているためだ。ブルームバーグが社内文書を引用して報じた。
「我々は今後の数カ月がスムーズではないことを想定して
いるが、我々はこの困難な時期を乗り越える。そして我々は
それを経験したことで強くなる」とジャオCEOは文書に記したという。
先週発表されたバイナンスの監査報告書に対する批判が広がり、
ユーザーが暗号資産の自身で保管することを選択しているため、
今週初め、バイナンスから9億ドル以上の暗号資産が引き出された。
暗号資産取引所は先月、FTXが破産申請を行って以来、
顧客資産が安全であることを証明する監査報告書を競って
公表している。バイナンスにコメントを求めているが、まだ返答はない。
ジャオCEOは「多くの必要以上の精査と厳しい質問」
に直面していると顧客による引き出しに言及し、
だが「組織は持続するように構築されており、どんな
暗号資産の冬も生き残る」と断言した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fa525567b7856c60ab4cb464459312f03ac1c44
（出典：Coindesk Japan)
チャンポン・ジャオ氏のWiki的経歴は
名前:チャンポン・ジャオ（趙 長鵬、ちょう ちょうほう)
生年月日:1977年9月10日
出身地: 江蘇省生ま
1980年代後半に一家でカナダのブリティッシュコロンビア州
バンクーバーに移住。父は「ブルジョア知識人」と呼ばれ、
中国から追放される前は大学教授だった。
10代の頃にはマクドナルドなどでアルバイトし、
家計に貢献した。モントリオールのマギル大学で
計算機科学を専攻し、卒業しています。大学卒業後は、
東京証券取引所の下請け会社でインターンシップを経験し、
取引注文をマッチングするソフトウェアを開発した。
その後、Bloomberg Tradebookに4年間勤務し、
先物取引ソフトウェアの開発を担当しています。
2005年には上海に移り、「ブローカー向けの最速の
高頻度取引システム」で知られるフュージョン・システムズ社
を設立しています。
2013年からはBlockchain.infoを含む様々な暗号通貨プロジェクトに
携わり、OKCoinの最高技術責任者も務めた。
2017年、OKCoinを離れ、イニシャル・コイン・オファリング
で調達した1500万ドルの資本をもとに2017年7月にBinanceを
立ち上げ、約8ヶ月で、Binanceを取引量世界最大
（2018年4月時点）の暗号通貨取引所にまで成長させた。
バイナンスについて5つの指摘は
暗号資産業界に逆風が吹いているなかで
以下の5つのポイントが注意すべき事項と
して指摘されています。
１．人々はBinanceが顧客の資金を保有して
いることを心配しています。
FTXの破産で資金が枯渇したことが明らかになった後、
暗号会社は、顧客の保有資産が安全であることを示し、
引き出しが殺到した場合に支払うことができることを示すよう圧力
を受けるようになりました。
２．顧客は1日の間に正味30億ドルの資金を引き出した
バイナンスは、その準備金とDOJの調査に関する
疑問が構築されたため、ここ数日で大量の引き出し
が発生しました。一方、FTXの創設者であるバンクマンフリード氏
の逮捕は、暗号への信頼をさらに損ないました。
バイナンスは6月以来、1日の引き出し額が最高となり、
Nansenのデータによると、わずか24時間で30億ドルの
純流出が記録されました。同取引所は、安定コインの
保有量を増やす一方で、USDコインの引き出しを一時的
に凍結することを余儀なくされた。
３．バイナンスにマネーロンダリングに焦点を当てた
司法省の捜査が行われている
米国司法省がバイナンスの金融犯罪規則遵守を巡って
捜査しているとの報道が火に油を注いでいます。
ロイター通信によると、検察は創業者の趙長鵬氏と
他の幹部に対して刑事告発を行うかどうかを検討して
いるという。マネーロンダリングの謀議、無許可の
送金、刑事制裁違反などが対象になるという。
４．バイナンスのCEO「CZ」は動じず、通常通りだと語る
通称「CZ」と呼ばれるZhao氏は、Binanceの流動性
に対する顧客の不安を和らげようとする姿勢をさらに
強めている。彼は、根拠のない恐怖、不確実性、疑いの
広がりである「FUD」と見なすものに対して反撃しています。
週明け、Zhaoは取引所からの激しい資金流出を「通常通り」
と受け流した。また、BinanceがUSDCの引き出しの凍結を
解除した後、彼はこの出来事を取引所の回復力の信頼性を
高める「ストレステスト」として歓迎しました。
５．しかし、彼はバイナンスのスタッフに対して、この先
「でこぼこ」した道が待っていると警告しています。
Zhaoは懸念を払拭したが、問題は残っている。この若き
億万長者は、FTXの問題によって、信頼危機を乗り切る
必要のあるバイナンスに「多くの特別な監視と厳しい
質問」を突きつけたとスタッフに語っています。
趙氏は、ブルームバーグが閲覧したメモの中で、
「今後数カ月は波があることが予想されるが、
我々はこの困難な時期を乗り越え、それを乗り越えた
ことでより強くなれるだろう」と述べている。
まとめ
FTXの破綻以降に、仮想通貨取引所に対する逆風が強まる
なか、最大手のバイナンスについても注目が集まっています。
CEOである、チャンポン・ジャオ氏は、順風満帆な経歴れきでもって
見事にバイナンスの立ち上げに成功し、世界最大のの取引所
を設立しまたが、FTXの破綻により影響を受けているようです。
とくに上記の5つのポイントについて、今後注意を払うポイントで
あると指摘されています。
Yoshi
こんにちは、Yoshiと申します。
約２０年に及ぶ外資系銀行でのトレード経験を活かして金融情報を独自の視点で発信しています。FX市場に携わって約２０年経ちますが、現在は他の金融市場（株式、コモディティ、暗号通貨）の関連性を含めて独自目線で情報提供しています。
主な資格：
米国公認会計士合格（ワシントン州）
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