サンフランシスコ連銀ウィリアムズ総裁は3月の利上げを示唆するがドル円は?
1月の雇用統計の内容は、雇用者数の増加は22万人を超えて
好調さを印象付けましたが、一方で賃金の上昇や失業率について
は停滞気味の数字となり、市場お受け止め方はまちまちとなっている
ようです。
しかし、週末には連銀総裁からは、3月の利上げを示唆する発言
が出てきました。
今年3回の利上げ妥当との発言
米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、リスクバランスが
上向きつつある中では、3月の利上げは理にかなっている
可能性があるとの認識を示しました。
また年内3回の利上げは妥当な推測だとあらためて
表明しています。
リスク管理の観点から見ると、早期に動く論拠があると述べて
います。
3回の利上げは基本シナリオとして妥当な推測、妥当な見方
と主張しています。米経済がこの基本シナリオよりも勢いを
増す可能性は大いにあると考えられる、と述べました。
政治い振らされる為替相場
トランプ政権の政策は、ファンダメンタルズ的には連銀総裁
が述べているようにドル高を圧力をもたらしていますが、政治的
にドル安にもってこようとしています。
トランプ政権のEU大使候補もドイツに対しても為替操作をしている
との批判を展開しており、為替を政治的に介入する姿勢は
強まる一方のようです。