
アンソロピックショックとは!?「SaaSの死」との関係は!
ここ最近、SaaSの危機というワードをよく目にします。
この背景には、「アンソロピック」が開発しているAI「Claude」と
関係しているようです。
アンソロピック(Anthropic)とは?
Anthropic は米国のAIスタートアップで、ChatGPTの競合とされるAI「Claude(クロード)」
を開発しています。企業価値は数千億ドル級に達し、AmazonやGoogle、Microsoftなどが
投資する超大型の未上場企業です。
重要なポイント
現在は未上場(株式は公開されていない):一般投資家が株を直接買うことはできません。
IPO(新規株式公開)の計画はあるが、まだ実行されていません。早ければ2026年にも申請、
という報道はありますが確定ではありません。
つまり、アンソロピック株そのものの 株価推移や時価総額の市場価格は
存在しません(未上場のため)。
「SaaSの死」との関係は
アンソロピックは最近、新しいAIツール(例:Claude Cowork や多数のプラグイン)を
公開しました。これが市場に衝撃を与えています。
その結果として、ソフトウェア株やSaaS株への売りが激しく出ています
投資家の心理が大きく揺れています。
SaaS株が下落している理由
最近の株式市場の動きは以下のようになっています
主なきっかけ
アンソロピックの新AIツールが、「従来のSaaS製品の役割を奪う可能性」を
市場に強く印象づけたためです。
具体的には:
AIが単なる補助ではなく、
→ 法務、営業、財務などの 日常業務をAIが直接処理できるように見えた
→ たとえば契約書のレビューやデータ入力がAIで自動化されうる、と投資家が判断した
→ これまで人が使っていた SaaSソフトの必要性が下がるのでは? と怖がられている
→ 結果:SaaS株が売られる
という心理的な「逆転」が起きています。
SaaS株市場全体の反応
米国のソフトウェア/SaaS株が大幅下落
SalesforceやAdobeなどの株価も大きく売られている
「SaaS株は過大評価されていたのではないか」というリスク再評価が進行中
この現象は「SaaSpocalypse(=SaaS黙示録)」とも呼ばれています。
例として…
SaaS株指数は大きく下げている
法務・データ企業株の急落が引き金
中小SaaS株にも波及
この状況、どう受け止めるべき?
投資家心理の変化が大きく影響しています。
従来の評価ロジック(定量的:売上成長×継続収益)
成長見込みという評価が主でした。
しかし今回のニュースでは
「AIで完全に代替可能か?」という定性的な懸念が強まり、
ソフトウェアがAIに取って代わられる可能性
収益モデルの終焉観測
へ一気にセンチメント(市場心理)が傾いたわけです。
この動きは一部では過剰反応とも言われています。
まとめ
Anthropic(アンソロピック)
未上場企業(IPO準備中)、一般投資家は株の売買はできない。
企業評価額は非常に高く、IPO期待がある。
SaaS株の下落について
主因は「AIが既存のSaaSを代替する可能性」への投資家不安。
実際の売上や業績悪化だけでなく、心理的なリスク評価が株価に強く作用。
