EUがイタリアの銀行に資本注入容認、これはなにかの前触れ?
brexitから1週間が過ぎようとして、市場は落ち着いて
きました。
Brexitに対して、政府当局者がより危機感を抱いていたかの
証明として、EUがイタリアの銀行に資本注入を容認していた
ようです。
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、イタリア政府が流動性支援として
銀行へ保証を提供することを26日に承認していました。
危機的な事態に適用される政府補助の特別規定に基づいて承認していたようです。
あるEU関係者は、政府が最大1500億ユーロ(約17兆円)の保証を提供する内容だと
話しています。
支払い能力を維持している銀行しか流動性支援プログラムの適用を受けられず、
承認は今年いっぱい有効だということです。
ソロス氏がドイツ銀行株空売りしているようですが、今は落ち着いているよう
に見えますが、今後の展開はまだまだ予断を許さないようです。
そのために、政府当局者は先手を打っているのが今回の措置ですが、
英国の利下げ示唆といい、ECBによる国債買い入れ対象の拡充示唆と
いい緩和的流れは加速しています。
株価は、これらに支えられいますが、実際に金融緩和策でどこまで
もつのか注意が必要のようです。