2018年のゴールドマンのランキングトップの通貨ペアトレードはなに?
今年もあと何週間か残すだけなりました。
最近の為替市場は、膠着気味の展開が続いて
いますが、そんなときこそ、中長期で来年に
どのトレードがトレンドを迎えるのか調べて
みるのも大事なことだと思います。
そこで、今回は、大手投資銀行の代名詞でもある
ゴールドマンサックスが2018年の推奨
トレードを公表していますのでそれを紹介して
みたいと思います
2018年ランキングトップ通貨ペアを公表
来年に先駆けて、ゴールドマンサックスはトップ推奨トレードを
公表しました。
2016年のゴールドマン推奨トレードは最悪の結果
となっていましたが、2017年推奨トレードの結果はかなりよい
パフォーマンスとなっていました。先日ゴールドマンは、
最も信念をもっている経済見通しによるマーケット予想を
反映した2018年度の7つ推奨トレードを発表ししました。
2018年おすすめトレードの内容は
- トップトレード1: FRBの利上げに備えたポジションを取り、
10年米国債券を売り持ちにすることによって、タームプレミアム
を再構築する
- トップトレード5:
新興国債券EMBIグローバルインデックスのロングに対して、米ドル建て高利回り社債のショートをとる - トップトレード4:
ユーロ圏でのインフレリスクプレミアムのロングをとる - トップトレード3:
エマージング市場の成長サイクルに対してロングをとる - トップトレード2: ドルがフラットな状況のなかユーロ円をロングにする
- トップトレード6:多様化するアジア成長ポジションをとり、同時に金利リスクを為替の相対的価値投資(INR,IDR,
KRWをSGD、JPYに対してロングにする)ことによってヘッジする。 - トップトレード7:世界経済成長と原油に関連しない商品関連;
ブラジルレアル、チリペソ、ペルーを対ドルでロングにする。
ユーロ円ロングの推奨の理由は
これらの推奨トレードはゴールドマンの経済見通しに基づいて
おり、ゴールドマンは強くて、同時におこっている世界的経済成長
を前提としています。
ゴールドマンは2017年と2018年の世界経済GDP成長率は約4%
みています。そしてユーロ円の買い持ちを2018年の推奨トレード
としているのは、ユーロ圏の経済成長がはじまったばかりで、
2018年にはインフレも上昇基調にあるという予想を立てています。
その予想に基づいて、ゴールドマンは2018年の推奨通貨ペアは
ユーロ円で、買い持ちを推奨しています。同時にユーロ圏のインフレ
も上昇するという見方からのインフレ上昇を前提とした金利の
ポジションも推奨しています。
新興国通貨のロングも推奨
新興国により高い成長が期待できるとして
新興国通貨のロングも推奨しています。
多くの先進国の経済は潜在的経済成長率以上の成長を
しているが、
余地があるという見通しです。
まとめ
ゴールドマンは世界経済について、2018年はかなり強気
な見方をしているようです。
そして、ユーロ圏が遅れて回復していることから
ユーロ円の買い持ちが2018年の推奨トレードと
しています。
そして新興国も今後も成長余地が高いとの見方をもって
います。今後のFX口座の対策としては、通貨ペア選択
が多くあるFX業者を考慮する言い機会だと思われます。