2か月連続の予想以上の米国7月雇用統計結果でドル円はどうなる
米国では7月、順調なペースで雇用の拡大が進みました。経済指標が
強弱まちまちな内容となる中、労働市場は力強い基調にあることが示されました。
労働省の5日の発表によると、7月の非農業部門就業者数(季節調整済み)は
前月比25万5000人増加です。5月と6月の就業者数も合わせて1万8000人の
上方修正となりました。
二か月連続の大幅ポジティブサプライズでドル円は
先月に続いての大幅のポジティブサプライズといえる
結果といえます。
そしてその反応はドル円は一時102円台まで急上昇、
そしてそこからは101円台の後半でのもみ合いの展開です。
ドルは対円では重い印象もありますが、ユーロドルはドル
ユーロ安ドル高に大きく振れています。
この数字をうけて、いよいよアメリカの利上げの可能性も
もっと実現味がでてきました。
ただボリュームが細る夏枯れ相場だけに、ドル円はまだ方向性
が出ない展開が続く可能性が高いと思われます。