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11月連邦準備理事会では予想通りの据え置きだが、肝心の声明文原案の内容は?

今回のFOMCへの注目は低かったものの、やはりFOMC声明

の内容が気になるところでした。

今回のFOMC声明では前回より12月の利上げを示唆している

と言われていますが、実際のFOMC声明を確認していみたい

とおもいます。

声明内容の原文は

「FOMC声明文」の画像検索結果

 

 

9月のFOMC以降に入手した情報は、労働市場が引き締まり続け、

経済活動の拡大が今年上半期に見られた緩慢なペースから加速したこと

を示している。失業率にはここ数カ月間、あまり変化はないが、

雇用の伸びは堅調だった。家計支出は緩やかに増加した

(has been rising moderately)が、企業の設備投資は引き続き

軟調だった。インフレ率は今年の初めからやや上昇した(has increased

somewhat)が、それまでのエネルギー価格とエネルギー以外の輸入物価の

下落を部分的に反映して、委員会の長期的な目標である2%を下回り続けた。

将来のインフレを示す市場ベースの指標は上昇したが低いまま

(have moved up but remain low)で、大半の調査に基づいた長期的

なインフレ期待の指標はここ数カ月、総じてあまり変わっていない。

委員会は法律上与えられた責務に従って、雇用最大化と物価安定の促進

を目指す。委員会は、金融政策の運営姿勢の緩やかな調整により、経済活動が

緩やかなペースで拡大し、労働市場の状況は、さらにいくらか力強さを増すと

予測している。インフレ率は、エネルギーや輸入価格の過去の下落による

一時的な影響が消え、労働市場がさらに力強さを増せば、中期的に2%に向かって

上昇すると予想される。短期的な経済見通しへのリスクはおおむね均衡している

とみられる(appear roughly balanced)。委員会は、物価指標と世界の経済や

金融の動向を引き続き注意深く監視する。

こうした状況を背景に、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを

0.25─0.50%に維持することを決定した。委員会はFF金利を引き上げる根拠は

引き続き強まった

(the case for an increase in the federal funds rate has continued to strengthen)

と判断するが、当面は、目標に向けて続く進展に関するさらにいくらかの証拠を待つこと

(for the time being, to wait for some further evidence of continued

progress toward its objectives)に決めた。金融政策の運営姿勢は引き続き緩和的で、

それによって労働市場の状況の一段の改善と、2%のインフレへの回帰を支える。

FF金利の目標誘導レンジの将来的な調整の時期と規模を決めるに当たり、委員会は目標に

している最大雇用と2%のインフレとの比較で経済状況の実績と見通しを評価する。

この評価は、労働市場の状況に関する指標、インフレ圧力やインフレ期待の指標、金融動向や

国際情勢の解釈を含む幅広い情報を考慮する。現時点でインフレ率が2%に届いていないこと

を考慮し、委員会はインフレ目標達成に向けた実際の進捗と予想される進展を注視する。

委員会は、経済状況はFF金利の緩やかな引き上げしか正当化しない形で進むと予測する。

FF金利は当面、長期的に到達すると見込まれる水準を下回るレベルで推移する可能性

がある。ただ、FF金利の実際の道筋は、今後入手するデータがもたらす経済見通し

次第である。

委員会は、保有する政府機関債とエージェンシー発行モーゲージ債(MBS)の償還元本を

MBSに再投資し、米国債の償還金を新発債に再投資する既存の政策を維持する。

そして、FF金利の水準が十分に正常化されるまで、そうすると想定している。

委員会による長期証券の保有を相当な水準で維持するこの政策は、金融環境を緩和的に

保つ上で役立つはずだ。

政策決定の投票で賛成したのは、ジャネット・イエレン委員長、ウィリアム・ダドリー副委員長、

ラエル・ブレイナード、ジェームズ・ブラード、スタンレー・フィッシャー、ジェローム・パウエル、

エリック・ローゼングレン、ダニエル・タルーロの各委員。

反対はエスター・ジョージ、ロレッタ・メスター

の両委員で、今回の会合でFF金利の目標誘導レンジを0.50─0.75%に

引き上げることが好ましいと考えた。

 

注目すべきポイントは黒字の英文原文部分

肝心のインフレについては、いささか上昇基調があるものの

引き続き水準は低いままです。しかし労働市場が整えば

中期的には目標の2%にむかって上昇していく、予想して

います。

またリスク・アセスメントについては、おおむね均衡がとれている

として、利上げ直前に見られた文言がはいっています。

そして、次回の利上げにむけては、いくつかのさらなる証拠

を待つともしています。

そして今回のFOMCで注目する点は、利上げに反対票が前回の

3人から2人に減ったことです。

 

なにわともあれ、気になるのは大統領選の結果

これらを総合すると、インフレは低いものの、おおむね経済の均衡は

とれていて現在利上げしてもいいが、やはり大統領選結果やその後の

市場お状態を見たうえで判断したいというのが本音のようです。

 

 

 

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