雇用統計は大事だが週末のG20はもっと大事~ここからはユーロは下げ渋る
昨日のECB理事会のドラギ総裁発言で、年内の追加の量的緩和あるいは
期限の延長は既定路線にはいったようです。
それに大きく反応し急落したユーロですが、ここからの下げには注意が
必要のように見えます。
たしかに??のアメリカの雇用改善を反映して、本日の雇用統計では20万人以上
の雇用者数が見込まれています。
一部には、本日発表される雇用者数が20万人を超えると、今月にFRBは利上げに
踏み切るとの憶測もあります。
これにより、ユーロドルは、一時的にもう一段の下押しをするかもしれませんが、
現在マーケットが懸念している材料は、やはり世界的なリスクオフです。
そうなると、中国もアメリカもそしてドラギも参加する週末トルコのアンカレッジ
開かれるG20会合のほうがもっと大事なような気がします。
ユーロドルは、テクニカル的には、先週指摘した3月からのサポート現在は1.10近辺に
ありますが、まだサポートされる可能性が高いと予想します。
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