閑散な市場のなか本日のユーロドルの行方のポイントは?
ユーロドルは、イースター休暇と雇用統計を前にポジション確定
の動きに終始、今後の相場の行方は、雇用統計の数字を受けて
今週の引値がどこで引けるかが大事になってくる気がします。
雇用者数は、24万人の増加が平均のコンセンサスのようですが、
やはり、賃金の上昇率のほうがもっと注目されると思います。
考えてみると、先月は、平均時給上昇率がその前の月から下方
に向いたことから、米国債市場を中心として買い戻しが始まり
ました。そしてFOMCの内容が駄目押ししてユーロドルも
ショートカバーが本格化しました。
今回も雇用統計の内容次第で、市場の方向性が決まる展開に
なりそうな気がします。
今日の動きの予想としては、雇用者数の伸びが予想の範囲内で
賃金の伸びがあまり改善していない結果となれば、ユーロドル
側近のサポートとなっている、1.0800近辺がベースとなり
ショートカバーの動きになりやすいと予想します。
テクニカル的に現在のモーメンタム系の指標から判断しても
現在のステージはまだ大きく下に向かっていないように見えます。
いずれにしても、雇用統計の賃金の上昇率がサプライズを招くよう
な数字となるか注目です。
キャンペーン中のFX業者??