銅が急落で6年ぶりの安値更新、やはり気になるテロ後の楽観論
本日中国市場で銅が急落しています。
本日の動きについて、とくに主だった理由はないようですが、
銅の先物で4%以上の下落となっています。
テロ勃発後の株価が持ち直したために、楽観論が占有していた週明けの
市場ですが、こう冷静に見てみると、リスクオフにむかうリスクは底流に
あることが見てとれます。
とくに銅の動きは、中国経済と密接に関連した動きをすることから、
要注意だと思われます。
ちなみに今年ユーロと銅の動きと関連性を見てみると、銅価格は、5月から
8月にかけて、ダウンチャンネルを形成しました。
その後約2ヶ月調整した後、11月から再び下落基調を強めている展開です。
一方で、ユーロは3月からずっと調整的動きに終始していたので、今年に関しては
あまり関連性はないようです。
逆にリスクオフになると、ユーロが買い戻される展開が今年の動きで見られて
います。