週明けの市場は冴えない動き~リスクオフのユーロ、円買い継続
注目されていたFOMCのあとの株式市場の反応は週末下げて引け、
そして、週末に行われたギリシャの総選挙では、チプラス首相のSYRIZAが第一党を
死守し、今後連立政権の樹立にむけての交渉が始まります。
そうした一連の材料に市場の反応としては、織り込み済みのような冴えない動きとなり、
日本が連休中の週明けのアジアの市場では冴えない動きが続いています。
ユーロは、予想よりもハト派的な立場をとったFOMCのスタンスがわかるやいなや、大きく
ユーロ買に反発しましたが、現在は1.13台のレンジに収まっています。
先週指摘した1.11台の現在の指示線は維持したまま、しばらくレンジ相場に終始しそう
な大きなイベントが終わった後の雰囲気です。
日本は今週の前半は休みですが、世界の注目すべき今週の材料をあげておきますと
1.中国Caixin製造業PMI (水曜日)
2.ユーロ圏PMI(水曜日)
3.米国耐久財受注(木曜日)
4.米国住宅販売(木曜日)
5.イエレン講演(木曜日)
前半でとくに注目されるのがやはり、中国とユーロのPMIです。
1の中国のPMIについては2009年以来最も低い数字となった先月の47.3から
今月は47.5の若干の回復が予想されています。
今週も株式市場の冴えない動きを見ながらの円やユーロの押し目買いが入りやすい
相場展開が続くと予想しています。
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