緊迫してきたアメリカ債務上限問題、キーパーソンは新議長候補ライアン氏
今週から来週にかけて行われる主要国の金融政策決定会合が
市場では依然として注目されていますが、同時にアメリカの議会の
行方もだんだんとタイムリミットを迎えようとしています。
共和党のベイナー氏が議長を辞任することを宣言して移行、その後任候補が
混沌としています。
有力候補であったマッカーシー氏が辞退し、議会をまとめられる候補が
現れるのか、注目されていましたが、ここにきてライアン現下院歳入委員長
のなまえがあがっています。
ライアン氏については、共和党の保守派から、Hastert Rule の取り扱いについての
遵守を求められており、安易な民主党との妥協によるこのルールの逸脱は、
猛烈な保守派(HFC)からの反発を招くと思われます。
RSCが策定してい、2017年3月までの財源を確保するために債務上限を19兆6000億ドル
に引き上げる法案は、そう簡単には通過しそうにないことを示唆しているようです。
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