米政府倫理局長ウォルター・ショーブ氏もトランプ氏との対立で辞任?
米政府倫理局のウォルター・ショーブ局長は6日、
今月中に辞任する意向を明らかにしました。ここ数カ月は
トランプ政権との対立が目立っていたようです。
ウォルターショーブ氏は正義感の強い人
ショーブ氏はトランプ大統領へ宛てた書簡で、
「公職とは国民の信頼に根ざすものだという原則を守る
決意を持ち、憲法や法、倫理原則への忠誠を個人の利得
より優先することを職員に義務付けている」とツイッターに
投稿しています。とても正義感の強い人で、度重なる
トランプ氏との間で意見の対立があったようです。
トランプ氏は大統領に就任して以降ここ数カ月、元ロビイスト
をホワイトハウスの役職に起用する際に付与した倫理免責の
公開や、自身の保有事業との距離を置くためにとった措置などの
問題を巡り、ショーブ氏と幾度も意見が対立していたようです。
後任倫理局長もトランプ氏が指名する
任期前に辞任するショーブ氏の後継者はトランプ氏が
指名します。トランプ氏が指名した後任倫理局長が今後
5年間任期を任されることになります。
これも結構おそろしい話です。