
米国の2月製造業受注と原油の下落で気になる本日の予想は?
2月の1.7%減は、市場も予想していた数字一致したものの、
1月の製造業受注も下方修正されました。
米国の雇用は好調なものの、肝心の消費や賃金が冴えない状況が
続いています。
そして気になるのは、原油価格です。
原油の2月からの上昇サイクルは終わった感じもあり、もう一度
安値を試しているようです。
この背景には、サウジアラビアの生産調整への期待が後退したためです。
ムハンマド副皇太子が、サウジアラビアが生産調整をするのは、イラン
を含む主要産油国が加わる場合に限定すると言及したことが、大きく
影を落としています。
ロシアの生産量が最高水準を超えたこともあり、原油の供給を取り巻く
環境はなんら変わっていないことを露呈しています。
米株以外は、こうした状況示唆している相場展開になっていますが、
ユーロドルは高値を維持した状態と、ドル円が今年の安値を脅かす展開に
なっています。
とくにドル円は、下を抜けるとレンジフォーメーションの支持線が割る
状態になるので、下に走ることも想定しています。
本日予想レンジ ドル円 110.60 ー 111.35
ユーロドル 1.1350 – 1.1450
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