空母カールビンソンからの朝鮮半島への攻撃はいつになるのか?ドル円はすでに109円台へ
アメリカと北朝鮮との緊張関係が強まっています。
トランプ大統領は11日、中国が北朝鮮の脅威抑制に
取り組まなければ、米国が行動を起こすつもりだと
述べました。また米海軍は現在、空母「カール・ビンソン」
を朝鮮半島へと進めています。
市場は北朝鮮攻撃を織り込み始めている?
トランプ大統領はまた、北朝鮮問題に関する中国への
協力要請を米中間の貿易交渉に結びつけました。
ツイッターへの投稿で、中国のXi Jinpingとフロリダで
先週会談した際に「(中国が)北朝鮮問題を解決すれば、
対米貿易での合意が(中国にとって)はるかに好ましい
ものになるだろう」と話したことを明らかにしました。
アメリカが独自アクションを事前通告
トランプ大統領は、北朝鮮は何かやらかしそうだ、とし
「中国が協力を決めれば素晴らしいことだ。そうでなければ、
われわれは彼らなしで問題を解決する」という、いかにも
事前通告ともとれる発言をしています。
北朝鮮は15日に建国の父とされる故金日成主席の誕生日を
迎えますが、そこで新たなミサイル実験に乗り出した場合
アメリカが何かしらのアクションおこす可能性がかなり
強まってきました。
ドル円と金相場は織り込みつつある
ドル円は109円台と突入しました。
これは、金相場と同様に地政学リスクを読み込みに
いっています。
テクニカル的にも割れてはいけないところを突破
しており、ここからの大幅円高も警戒する必要が
ありそうです。