相変わらず旺盛な海外投資家のドル資産購入志向
今週行われた総額1050億ドルの米国債入札
では、米国債に対する海外需要の旺盛さが
目を引く結果となりました。
海外需要の目安とされる間接応札のわりあいが
25日に実施された5年債350億ドルの入札では、
間接応札の割合が65%と2004年以来の高水準を
記録し、7年債の入札でも間接応札の割合が
50%とこれも高水準です。
ドル高の流れてと、世界的な金融緩和が、来年の
利上げ観測が強い米国債とはいえ、他と比べて
魅力的であることには変わりないみたいです。
一方で、ユーロは、ECBの国債購入のアドバルーン
を何度もあげているものの、各国の協調が取れない
状況です。
ユーロの為替の動きは、しばらく方向感のない状況が
続きそうです。