相場の神様ガンドラック氏が語る見通しとイチオシ戦略とは!
ガンドラック氏は債券界の神様と言われており、現に今年
前半の米国の債券相場について、世の中が下落を趣向して
いたなか、一般とは逆の見方をし、10年債利回りが2.25%
割れまで低下すると予想していました。
ガンドラック氏の経済成長率予想は?
実質国内総生産(GDP)成長率は約2%で推移する可能性
を示唆しています。ガンドラック氏は景気後退を予想している
わけではないが、GDP成長率を押し上げるためには労働力の
成長または生産性向上が必要であると主張しています。
トランプ大統領は約4%の実質GDP成長率を語り、現在では
3~3.5%に後退しているが、それでも高すぎるとみています。
ガンドラック氏は新興国に趣向
今では米国以外の株式を好んでいるようです。米国外の市場が
アウトパフォームを始めていており、アンダーパフォームの傾向線
から乖離し、アウトパフォームが数年間続く可能性があると
みているようです。米国と新興国のパフォーマンスの不均衡は
解消される方向で米国は他の市場と比較して2倍は割高で米国には
興味をもっていないようです。
ドイツ国債利回りは上昇する
ユーロは今や良好に見え、欧州経済は米国経済よりも良好で
あると見方を維持し、ドイツの国債先物を利用したドイツ10年債の
ショートはまだ利益が得られるとみています。利回りは28ベーシス
ポイントだが年末にかけて、そして今後数年間で上昇する
可能性があると見通しです。
まとめ
ガンドラック氏の今迄の相場感はかなり当たっており
今後も、ユーロと信仰こきを趣向しているスタンスが
伺えます。この相場観から考えると、ユーロの金利上昇余地
がまだあり、ユーロの為替にとっても上向きであることが
伺えます。