疑問が残る昨日のECBクレー理事の発言の公表過程
昨日の夕方、ユーロは暴落、ユーロの金利は急低下という不意をつかれた
ような動きみまわれました。
これは、偏にECBクレー理事の発言内容が伝わってからの動きです。
内容としては、夏の閑散期を前にECBは、債券購入を前倒して行うという
発言内容ですが、これが問題なのは、この発言は、前日の限られた参加者
ヘッジファンド、バンカーを前にすでに発信されていたものです。
それを、市場は、翌日になってから知るというという、問題のある過程を
通した発信でした。
ECBはこの問題に対して、手違いが生じて、ほんとは同日に発信するはずであった
が翌日の朝になったとのこと。
この会議の開催はベレバン ハワード が主催して行われたもので、どうしてこういう過程で
発信されたのか、説明が求められるところです。
ユーロドルは、これに大きく反応し、一気に1.1120まで急落、4月から築いていた
アップチャンネルの支持線も割れる結果となっています。
同時に明日には、4月のFOMC議事録が公表され、次の重要な支持線である
1・1050を割れて、もう一度4月の安値を試しにいくのか、それともこの支持線が
維持され、ユーロの調整が続くのか、今週は分岐点になりそうです。
キャッシュバック中のFX業者??