現在のユーロドルの膠着状態を脱する機会はなに?
ユーロドルの上値が重い印象が強いですが、依然ととして
この1ヶ月のレンジの中心で、方向感がつかめない動き方
をしています。
ギリシャの問題が、ひとまず決着を見たとの前提でもユーロの
戻りは限定的なようです。
現在のユーロドルと似たような動き方をしているのが、前にも指摘
したように、原油の動きです。
原油相場も、調整に入って約1ヶ月が経とうとし、同じように、
三角保ち合いっぽいレンジを形成しています。
ユーロドルも原油のレンジ相場がはなれるタイミングで、次の動きが
くるのではないかと思っています。
今週は、イエレンの議会証言に注目が集まっていますが、それよりも
ここ最近あまり注目されていませんが、中国のPMI、とくに製造業の
PMIに注目したいと思います。
HSBC製造業PMIでは、前月が49.7と50を下回り、今回は、前回の数字
を上回ってくるか注目されるところです。
ちなみに中国が発表している前回の製造業PMIは、49.8でした。
原油の製造拠点、リグの調整が行われているものの、引っ張るべく経済
とくに中国の製造業が依然として不振であるとなれば、原油相場のレンジが
下にブレイクする展開が予想されます。
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