現在のブラジルレアル長期チャートが今後のエマージング市場を左右する!
市場は加速しているトルコの崩壊注目し、
それが、特に欧州、アジア、そして最終的に
米国の資本市場へ伝染していくリスクに注意を払っていますが
実は、この危機は長い時間を費やして
形成されています。実際「強い新興市場」の物語の
最初の崩壊の兆候は、米国が利上げをし、ドル上昇が
本格的に始まった4月下旬に現れました。
エマージング市場崩壊のシグナルとは
5月の初旬に焦点があたったように、米国の金利上昇により
最終的に米ドルが高騰した時点でエマージング市場が崩壊し
はじめました。
したがって、トルコ、アルゼンチン、ロシア、中国、または
他のエマージング諸国のどこが崩壊のきっかけとなったか
どうかにかかわらず、エマージング市場の混乱が市場全体で
広がり、結果として伝染を引き起こすのでしょうか?
それは、新興市場のあるFX市場です。その通貨はブラジルレアルで
ブラジルレアルが、実際に対ドルで4に急落した時は、
クレジットポートフォリオ全体にわたって、資産を圧縮
したり、伝染を引き起こす現象が起こる可能性があります。
言い換えれば、差し迫ったエマージング市場の混乱が
来るかどうかの指標は、3カ月前の下のチャートに示されてます。
ブラジルレアルが対ドルで滑り始め、4を越えていくとパニックに
陥る可能性があり、伝染がグローバル化していく可能性がある。
最近の新興市場の混乱に照らしてみると、ブラジルの財務相が
「FX市場に介入する必要はない」と述べた後、ブラジルレアル
は3.9287ドルまで下落し、伝染の予期となる重要な水準の手前
まできています。
今後のエマージング市場の予想
だから誰もがトルコのリラに注目していますが、
ブラジルレアルに注目しておくべきです。
ブラジルレアルが重要なポイントである4を越えてくるか
どうかは、今後のエマージング市場の動向を見極めるうえで
重要ですが、そこには、トランプ大統領が今後出してくる
カードにかかってきていると思います。
もしトランプ大統領が、エマージング市場の懸念を
顧みず、トルコに対して、金融制裁をかざしてくれば、
このブラジルレアルも4を突破し、エマージング市場どころか
グローバル市場が悪化する可能性があります。
もしそうなった時には、別の世界となる可能性も
あり、トルコリラなどの新興国の高金利通貨を保有している
投資家は、さらなるダメージを受ける可能性があります。
エマージング市通貨をヘッジするには
それでなくても、流動性の少ないエマージング通貨を
ヘッジするには、FXでの取引がコストが安く
また臨機応変に対応できます。
売りと買い両方で臨機応変に対応できることは、
ツールとしては、いちばんの武器になると思います。
ここにあげたFX業者のランキングのなかで、とくに
エマージング通貨に強いとされているのが、やはり
取引量ナンバー1のGMOクリック証券だと思います。