燻るギリシャの政治不安
ギリシャ大統領信任選挙の2回目がが実施されましたが
またしても必要な200票に届かず、第3回の投票へと
持ち越される結果となりました。
連立与党が推す、ディアス元欧州委員が、大統領信任を受けれるか
どうかですが、第3回の投票では、180票必要となります。
第2回目では、168票だったので、あと12票必要となります。
第1回目が160票、2回目が168票、そして最後の投票であと
12票伸ばせるかどうかですが、野党側や無所属の側でも
この投票が決裂して、解散総選挙になることに抵抗を持っている
議員も何人かいるようなので、微妙な情勢といえます。
もし総選挙となれば、ユーロ離脱支持のSYRIZAが政権をとる可能性
が今の世論調査を見ると高くなってきます。