
火種が残るギリシャ問題~ドイツ、スペイン、ポルトガルの包囲網?
ギリシャのチプラス首相が、与党SYRIZAにむけた演説で、
スペインやポルトガルをはじめとする欧州中道右派政権から
現行の支援プログラムを延長するように強い圧力を受けたと
明かしています。
“スペインとポルトガルを中心とする反ギリシャの枢軸がある。両者は
それぞれの政治的な理由により、交渉を瀬戸際に追い込もうとした。”
と辛辣に批判しています。
一方でドイツのジョイブレ財務相は、”チプラス首相は、極めて異例な
反則を犯した”とこれもまた辛辣な非難、両者の溝の深さを改めて認識する
事態が継続していることを物語っているようです。
今年選挙を控えている、スペインとポルトガル中道右派政権にとっては、
ギリシャ首相は果たせないと分かっている約束をした、という批判を強く
持っており、また時間が経つにつれて、この火種が再度大きくなる可能性
が高いことを示唆しているようです。
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