
激しい1週間の動きのユーロはピークアウトしたのか?
この1週間のユーロの動きは、バックドロップ的な乱高下となった市場でしたが、これは
為替だけなく、株、商品市場とくに原油市場にも言える1週間となりました。
逆に前回指摘していたように、現在のユーロの動きは、リスク・オフかオンによって左右される
相場で、この不安定な株安の動きが続く限りは、キャリートレードの買戻しからユーロは買われる展開を
予想していましたが、週の後半は株の戻しとともに大幅にドルが買い戻される展開に戻りました。↓
ユーロは1.17台という買戻しにあったあとの急激な下落で現在は1.11台後半にまでユーロドル
は売られました。
上記のチャートに見られるように、中期的には、まだ日本の支持線に支えられているユーロドルです。
1つは細い黒のラインでこれが1.11台の前半にあり、その次の支持線(太い黒)のラインは1.10辺り
あります。
この2つのラインが支持線として機能するかどうかは、先週と同様に株式、商品市場の動きに左右される
のではないかと思っています。
今回世界を襲った世界的な株式市場のクラッシュの大きさを考えると、ユーロドルもこの2つの支持線が
機能したまま、ここからのユーロは底固い展開となることを予想しています。
いったんは収まったような、同時株安ですが、少なくとももう一度下値を試す展開を想定したここからは
ユーロの押し目買い展開を来週は予想します。
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