楽観的な見方が占有するギリシャ問題と堅調なユーロドル
ギリシャ問題については、主要首脳が顔を合わせて話し合っていることは
確かではありますが、肝心の結論が出てきません。
この首脳からの発言は、作業をより強力にすすめていくことと、今後も
協議を続けることを確認するだけで、肝心の結論にまで至っていないというのが
現状ですが、市場は、合意が近いとの認識を強くもっているようです。
昨晩も、NYタイムズで、合意の内容が発表されるとの憶測が流れて
株式、債券市場は反応していたようです。
最後の決めてになる、ECBがギリシャに対して、流動性を供給し続ける
かどうかも、この首脳同士の会談の結果にかかっているので、この1週間が
命運を分けるといっても過言でもなさそうです。
もう一つの市場が楽観する材料は、昨日発表となった経済指標です。
因みに
アメリカのISM MANUFACTURING は予想の52.0に対して、52.8
建設支出は、予想のプラス0.8に対して2.2%の上方、
イタリアの製造業PMIは、54.8と2011年以来の高水準となり、スペインでも
55.8に上昇しています。
19ヶ国のユーロ全体でも、2014年5月以来の高さとなっています。
一旦下落が止まったユーロドルは、先週水曜日から、調整相場となっておりますが
この強めのユーロ市場と、堅調な原油相場を鑑みると、ユーロの押し目買いスタンス
の戦略を推したいです。
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