楽観的な見方が占有しているギリシャ問題ですが、ユーロの上値は重くなってきている?
先日、ギリシャの新提案提出で、市場はギリシャの債務問題は解決に向かう
との見方が市場を占有しているようです。
週明けから、株高、債券安とリスクオンの展開となっていますが、ユーロの
為替は、あまり反応せず、逆に上値が重いようなテクニカルに変わってきている
ようにみえます。
ユーロは先月の後半からじりじりと上昇基調にいますが、前回5月につけた
高値の1.14台後半でダブルトップを形成しているようにみえます。
ギリシャ問題が解決の方向で市場が織り込んでいるならば、この材料にユーロが
好感して食いつくことは想定しづらいよう思われます。
ユーロドルは現在、1.12台半ばに側近の支持線がありますが、これが割れてくると
主に1.08-1.12のレンジに戻る可能性が高いチャートを形成すると思います。
夏休み計画の前に確認する価値あり!??