株式、債券の水準は歴史的にみてとても高い
米国の株式市場が史上最高値を更新です。
ここのところの世界の懸念、ウクライナ、ギリシャ問題はどこ吹く風のような
勢いです。
同時に米国債券の水準も歴史的にみてもとても高い水準(利回り低い)です。(↓参照)
株式市場は、この低金利に支えられるといってもいいと思いますが、これはグローバルでも
同じことがいえます。
注目したいのは米国債券市場、雇用統計前につけた、1.6%台で利回りの底をつけたのか
それとも、雇用統計後の現在の1.98%は調整で、また1.5%台へむけて債券が買われて
いくのか、今後のユーロドル相場を占う意味でも重要のようです。
これには、米国の利上げが本当に夏前に実行されるようなかんきょうになっているのかどうか、
それには、今横たわっている世界の懸念、とくにギリシャ、そして地政学リスクのウクライナ
の停戦がほんとに実行されるのか、大きく影響していくると思われます。
今週は、とくに政治動向に注目な週となりそうです。