本日ECB理事会は次の布石を打つかあどうかポイント、そしてユーロの展開は?
昨日公表されたユーロ圏の融資調査結果によれば、銀行は
6四半期連続で企業向け融資の基準を緩和していました。
この結果を受けて、本日ECB理事会での追加緩和決定は
ないだろうとするコンセンサスができています。
追加緩和観測が燻るユーロにおいて、本日の注目点はドラギ総裁が
次の決定会合での布石を打つかが焦点ですが、なにも言及がない場合には
ユーロはショートカバーになると思われます。
仮に次へ示唆があったとしても、ある程度織り込まれているので、ユーロは
一時的に売られたとしても買い戻しが入る展開も予想されます。
ユーロが大きく下落するシナリオは、サプライズで本日決定した場合だと
思います。