本日のFOMCのポイントと市場の反応どうなる?
大方の予想では本日のFOMCでの利上げは見送りで、焦点は
ステイトメントで前回9月と変化があり、12月利上げにむけて
ヒントがあるかどうかです。
その注目すべきポイントが、9月のステイトメントで新たなに
含まれていた
“Recent global economic and financial developments may restrain
economic activity somewhat and are likely to put further downward
pressure on inflation in the near term.”
この部分です。
その後に続く、”海外の動向注視している” という文言が大事で、これが
今回のステイトメントで残っているかが注目です。
もし残っていたとするならば、よほど次で出てくる指標が好転しな限り
利上げの開始は難しいと判断されると思われます。
逆にこの海外動向について文言が外されていたならば、FEDは12月の利上げ
にむけて整えていると判断されると思います。
今回の利上げ見送りは、すでに織り込まれているにせよ、このステイトメントの
変更に、ドルは反応すると思われます。仮に変更があった場合には、ユーロドルは
テクニカル的にも三角保ち合いの下を抜けていますが、その方向にもう一段の
下押しがありそうです。