本日のFOMCで節目となるポイントは?
ギリシャ問題緊張が高まっているなかで、同時に今月の注目材料は
FOMCです。
ここで、明日のFOMCで注目すべきポイントはなにか、今後の為替の動き
をも左右しかねないポイントははなにか整理してみました。
ドットプラットと呼ばれるメンバーの金利予想
今回はこれに一番注目が集まると思われます。
3月の時点でのFF金利予想の中央値は今年年末で、0.625%、長期金利予想
は3.75%でした。
今回とくに注目されるのが、年末の金利予測ですが、3月では0.25%の
2回の利上げを今年末までに予想していました。
この予測が今回も限りなく近ければ、FOMCメンバーは、今年のうちで
2回の利上げを予測していることになります。
利上げ時期は?
市場の予測では、9月にリフトオフして利上げが始まると予測していますが
9月は債務上限問題も控えており、本当に実行できるかどうか不透明になって
きます。それ以前、あるいはその間での利上げがを示唆するのか、それには
現在のプレスコンファレンスのスケジュールを変える必要がでてきます。
経済見通し
第一四半期のGDPが弱かったことから、3月の時点で経済見通しの下方修正
してくるかがポイントになります。
ただ、雇用統計をはじめとする数字がよかったため、3月に発信した一時的要因
による停滞からもっと強気なコメントがでてくるかもしれません。
FRB内での意見対立
今回はFRB内での意見対立がより鮮明になりそうです。意見のバランスが
どちらに傾いているのかがわかる今回のFOMCになりそうです。
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