
本日のFOMCではタカ派的声明が出るという憶測が強い?
本日のFOMCでは、政策変更の予想はされていませんが、
つぎの9月にむけ、なんらかのヒントが声明文に盛り込まれるか
が焦点になっています。
最近の経済指標は好調
6月の雇用統計にサプライズをもたらし、そして昨日発表
された住宅関連、6月の米新築一戸建て住宅販売も前月比
で増加し、過去8年余りで最高水準となっています。
このこから、FEDウォッチャーでもある、ヒルゼンラースが
先週のウォールストリートジャーナルの記事で、9月にも
利上げの可能性があるとの記事がのりました。
一方で消極的意見根強い
タカ派的な予想する中に最近の株式市場好調さが
あります。
S&P500は2月から19%上昇しています。
一方で採用企業の第二四半期の決算は4.5%の減益となっており
株価の動きとは相反する結果となっています。
経済指標についても、中期的な側面で見た場合は、経済が失速
しつつあるという見方も根強くあります。
声明文のポイントは
国内経済の見方上方修正するのか、と同時に世界経済の
見方をどうするのかが焦点となります。
brexitの後の初めてのFOMCでグローバル経済の見方に
ついてどういう見方をするのかが注目されるところです。
グローバル経済についての慎重な文言が含まれると、当面
の利上げはないということを過去のFOMCでは物語って
います。