
昨日のFOMC議事録でほぼ12月の利上げを織り込んだ後のユーロ相場の展開は?ドル買い持ち高はすでに過去最高
昨日発表された、FOMC議事録で、ステイトメントと同様に
12月の利上げ開始の妥当性を確認していたようです。
これで、よほどのことがない限り12月の利上げはほぼ間違いない
という見方が占有しています。
そこで、気になるのが、先物建玉で、ドルの買い持ちポジションが急増している
ことです。
とくにヘッジファンドのポジションのドルの買い持ちは対ユーロと円で急増して
います。
対ドルのバスケットでみても、現在の買い持ち残高は、今年のピークどころか
過去10年間の買い持ち建玉残高を超えた状況が続いています。
この膨大な持ち高が12月に向けて、どう作用してくるのか、すでにドルの利上げは
織り込んでいるなかで、結果に対してど反応するのか注意が必要であると
思います。
一方、商品価格は、銅、亜鉛、ニッケルと、最安値を更新中ですが、果たして
このままリスクオン的動きベットしていいのかどうか再考す必要がありそうです。