昨日のECB理事会後の反応ついて。
昨日のECB理事会については、
事前にポイント、課題があった
ような気がします。
それぞれのポイントについての
反応を記してみたいと思います。
一つ目はABS購入について、投資
不適格とされるギリシャやキプロス
などの購入計画は示されたか。
これについては、条件を満たして
いる限りにおいて、可能というドラギ総裁
の発言内容でした。
要するにギリシャが経済監視プログラムの
下にいる限り、という条件付きです。
次にECBがバランスシートを約1兆ユーロ
増やす道すじについて。
これも明確な回答はありませんでした。
しかも、すべてを買う保証はない、との
コメント付きです。
3番目に一番注目されている、量的緩和に
ついて。
これも、必要あらば可能である。従来の
言い回しの繰り返しで、明確な指針は
ありませんでした。
言っていることは、至極現実的では
ありますが、バズーカ砲を期待している
マーケットの期待には、そぐわなかった
ようです。